2010/04/27

松野泉(『にくめ、ハレルヤ!』録音担当)東京ライブ情報

『にくめ、ハレルヤ!』で録音を担当された松野泉さんのライブ情報です。
松野泉さんは『GHOST OF YESTERDAY』などの映画も監督され、さらにはミュージシャンとしても活動されているマルチな方です。普段は京都を中心にライブ活動をされていますが、東京でライブする場所を探す目的で上京される予定のはずが、急遽ライブに出演することが決まったそうです。お時間ある方は是非!

◯松野泉ライブ1
場所 東高円寺 kaztou/カットゥ http://www.kaztou.com/
日時 4月30日(金) OPEN 19:00/START 19:20
料金 ¥1500+1d

◯松野泉ライブ2(飛び入りライブ)
場所 曼荼羅 http://www.mandala.gr.jp/man1.html
日時 5月1日(土) OPEN12:00/START12:30
料金 NO CHARGE 2 ORDER

松野泉ライブ映像 『女子高生』

2010/04/22

『にくめ、ハレルヤ!』 第4回目の試写会レポート

第4回目の試写の始まりです。
今回はちょっとした趣向をもってお届けします。『にくめ、ハレルヤ!』スタッフの人たちのアップ写真を載せさせていただきます。
まずは宣伝プロデューサーの吉川正文さんから。
口元に髭を生やしていて、表情がとてもクールです。
続いて監督の板倉善之さん
なにを見ているのでしょうか、静かな面差しです。
最後に『TOCHKA』の監督の松村浩行さん。宣伝を手伝っていただいてます。
自信のある、とてもいい顔です。『TOCHKA』はアップリンクXで6月上旬に公開されます。『TOCHKA』 公式サイト:http://www.tochka-film.com/

みなさんそれぞれいい顔をされてますね。

この日もいろんな記者さんや関係者の方々が来てくださいました。本当にありがとうございます。

カプリコンフィルム・宣伝スタッフ 西田一貴 

2010/04/19

漫画連載 にくめ、ハレルヤ!のにくめない出来事たち 第五回


第五回 「汚れゆく男たち」


click→前回までの連載を読む


<次回予告> ============================

第六回 「モテのポジション」(仮題)
映画現場でのモテるポジションとは??
モテの極意を非科学的に解明します。

5月3日(月)掲載予定



<著者紹介> ============================


岡藤真依
乙女座B型。
漫画家、イラストレーター。
2009年 Lマガジン社「Lmagazine」漫画掲載
2010年 フリーペーパー「apt」イラスト掲載
他様々な媒体で活動中
岡藤真依のブログ

http://okafujimai.blog.ocn.ne.jp/

2010/04/16

『にくめ、ハレルヤ!』第3回目の試写会レポート

サクラも散って、春本番の季節のはず・・・ですがこの日も二月並みの気温、冬が永過ぎます。


ポスタ-が完成し、入り口には看板が立ちます。



寒い上に雨。お足元が悪い中で来て下さった方々、本当にありがとうございます。
6月26日より「渋谷 UPLINK X」にて『にくめ、ハレルヤ!』公開です。

レポート:カプリコンフィルム・宣伝スタッフ 西田一貴 

2010/04/15

連載 撮影回想6 「CO2同期の吉田浩太監督」


「CO2同期の吉田浩太監督」

『にくめ、ハレルヤ!』は「CO2」という映画祭の企画制作部門という、大阪市の助成を受けて制作した映画だが、そのCO2で同じ年に映画を制作した監督の中に現在公開を間近に控えた『ユリ子のアロマ』の吉田浩太監督がいた。

契約書をかわすために訪れた大阪市の市役所で初めて顔を合わせたが、当時すでに「シャイカー」という映像制作会社で勤務していた吉田監督は、立派に社会人というか、大人な印象があった。

契約の場で助成を受ける監督たちの過去作のDVDをもらった。吉田監督の映画は『象のなみだ』という短編作品で、「動物園に出かけたカップルが、彼女が彼に妊娠を告白したことですったもんだする」という内容で、当時、同じように彼女が妊娠した僕にとってかなり痛くつきささるものだった。聞けば吉田監督の実体験をベースに映画にしたようで、なんだか妙な親しみも感じた。

お互いCO2で映画を完成させてからしばらくして、僕は出演した映画『青空ポンチ』が「ゆうばりファンタスティック映画祭」という映画祭で上映される事になり、映画祭に出席することになった。事前にもらった上映ラインナップを見ると吉田監督の名前があり、「CO2」以来会っていなかったし、また「CO2」ではゆっくりと話もできなかったので、再会できることを楽しみの1つに映画祭に出かけた。

しかし、映画祭会場で吉田監督が若年性脳梗塞で入院されているという知らせを聞く。手術が成功し回復に向かっているということも同時に知ったので、ひとまずは安心したが、なんとなく「映画撮るのはもう難しいよな・・・」と思った。

映画祭から帰ってしばらくして、吉田監督からメールがきた。体調もかなり回復していることと、さらにそこには新作を撮るという意味で「復活します」と書かれていた。「脳梗塞から復活して映画を撮ったといえば大島渚『御法度』思い浮かんだが、脳梗塞という病気に対してなんとなくの知識はあるが、実際それが自分のふに降りかかった時のことなんて想像しがたく、とにかくめちゃくちゃ大変なんだろうなぐらいにしか想像できたなかった。ましてや映画を撮るなんて・・・「復活します」の言葉は正直信じがたかった。

しかし『にくめ、ハレルヤ!』公開に向けてあれこれ動き始めた昨年末頃に、『にくめ、ハレルヤ!』で美術とスチールを担当した内堀義之から「吉田監督の新作にスチールで入るんですよ」という話を聞く。

そして先日、内堀が撮ったスチールが使われた吉田監督最新作のチラシを手に取った。
吉田監督はホントに「復活」した。負けてられないなと勇気づけられる。

CO2当時。大阪市役所の前で。右端が吉田監督(CO2HPより転載)

吉田浩太監督の新作『ユリ子のアロマ』
5/8〜 渋谷ユーロスペースにて
公式サイト|http://yurikonoaroma.com/

文:板倉善之

2010/04/13

松井良彦監督(『追悼のざわめき』『どこに行くの?』)が、コメントをご寄稿下さいました。



主人公の青年の孤独感から生まれた人間関係の希薄さや、それを築きあげる

ことができない愚直なまでの不器用さが、映像と音楽をふくめた巧みな演出により、

今の時代性とそこに生きる人間を的確に描いている。

それは、観る側に心苦しさをともなった刺し傷を与える。

興味深く、そして語弊があるかもしれないが、面白い作品である。


松井良彦(映画監督)




松井良彦監督プロフィール(『松井良彦映画自記』より転載)
処女作「錆びた缶空」(1979)は、石井聰亙氏(映画監督)が撮影を担当するが、当時の石井のスピーディーなロックンロール・ムーヴィーとは異質な、重く切ない作品として仕上がる。ホモセクシュアルの三角関係を描いた本作は、ぴあ誌主催のオフシアター・フィルム・フェスティヴァル(現・PFF)に入賞をし、一部に熱狂的なファンを持つ、いわば“カルト・ムーヴィー”の草分け的存在である。
第二作「豚鶏心中」(81)は、在日韓国人の男女の愛と、差別による別れを鮮烈に描いた。公開は、前作「錆びた缶空」で再会をした故・寺山修司氏の天井桟敷館で長期ロードショーを果たした。撮影は、原一男氏。
第三作「追悼のざわめき」88)は、脚本を読んだ故・寺山修司氏に「映画になったら事件だね」と言われるが、松井は強引にクランク・インをくだした。やはりロケ場所やキャスティングが難航し、翌年夏にまで撮影を繰り越すが、1988年5月、今は無き中野武蔵野ホール(2004年5月8日閉館)にてロードショーを開始。同館開設以来の観客動員記録を打ち出した。不運なことは、数ヶ国の映画祭に出品が決定していたにもかかわらず、そのすべてで上映禁止となった。しかし、10年後の1998年、ドイツやデンマーク、ノルウェイの7都市で上映をされ、好評を博した。独立プロ映画としては珍しく、他の作品とともにすべて収益を上げている。
2007年には、映画「追悼のざわめき 〜デジタルリマスター版〜」を完成させ、再度の全国公開を果たし、また、ドイツでの再上映をはじめ香港、オーストラリアでも上映をされ、さらに現在も海外からの上映依頼を受けつづけている。第四作「どこに行くの?」(2007)は、2008年第30モスクワ国際映画祭正式招待作品(パースペクティブ・コンペティション部門)に決まる。その後、ドイツでも上映をされた。
現在、新作映画の脚本を執筆中である。

『松井良彦映画自記』

『追悼のざわめき』(デジタルリマスター版)予告編

2010/04/12

『にくめ、ハレルヤ!』のポスターが完成しました


東京某所の『にくめ、ハレルヤ!』宣伝チームの拠点に、ポスターが届きました。これから渋谷を中心に下北沢、吉祥寺、新宿、中野、高円寺など主要な地域に貼りに行きます。なお、このポスターを積極的に街に貼り付けてくれるスタッフを随時募集していますので、よろしくお願いします。チラシが完成したら『チラシ撒き』のスタッフも同様に募集します。

2010/04/06

『にくめ、ハレルヤ!』第2回目の試写会レポート

温暖な気候に恵まれて、第2回目の試写会が始まります。

今日こそ絶好の花見日和ではないでしょうか。『にくめ、ハレルヤ!』メンバーも「今日だったら寒くなかったのにな~」と先週の花見での寒さを振り返る話題から始まります。会場は前回と同じく、渋谷UPLINK FACTORYです。


試写会開始20分前、記者やゲストの方たちが来場されます。
お越しいただいた皆さま、お忙しい中、本当にありがとうございます。


第2回の試写を迎えて板倉監督のただずまいや喋り口からも、徐々に監督の風格が現れてきます。


板倉善之監督の初の劇場公開作品『にくめ、ハレルヤ!』は6月26日に「UPLINK X」で公開されます。みなさん、どうぞ宜しくお願いします。


レポート:カプリコンフィルム・宣伝スタッフ 西田一貴

2010/04/05

漫画連載 にくめ、ハレルヤ!のにくめない出来事たち 第四回


第四回 「国民的美少女の色気にやられた日」


click→前回までの連載を読む


<次回予告> ============================

第五回 「汚れゆく男たち」(仮題)
疲労と焦燥がそうさせるのか!?
美しき男たちは日々汚れていく…。
4月19日(月)掲載予定


<著者紹介> ============================


岡藤真依
乙女座B型。
漫画家、イラストレーター。
2009年 Lマガジン社「Lmagazine」漫画掲載
2010年 フリーペーパー「apt」イラスト掲載
他様々な媒体で活動中
岡藤真依のブログ

http://okafujimai.blog.ocn.ne.jp/

2010/04/02

『にくめ、ハレルヤ!』第1回目の試写会レポート

『にくめ、ハレルヤ!』第一回目の試写が3月31日にありました。

ご来場頂いたみなさま、平日の昼間のお忙しいところありがとうございました。頂いたご意見、ご感想は今後生かしていきたいと思います。

 会場のUPLINK前。

看板を設置。間もなくこのデザインのチラシも完成します。

試写が始まると出演者の西村仁志さん(左)が突如登場。
「たまたま来た」そうです。右側は監督。

試写後のロビー。

試写を終え、談笑するスタッフ。

スタッフの西田くんのいとこ・加藤くん。中学1年生。
新潟から来てくれ、貴重な感想も聞かせてくれました。ありがとう!

2010/04/01

連載 撮影回想 5 「フェスティバルゲート」


「フェスティバルゲート」

先日、『にくめ、ハレルヤ!』のロケ地であった「フェスティバルゲート」のそばを通りかかり、どんな様子かと中をのぞこうとしたが、入り口のシャッターが下ろされ入る事ができなかった。



関西にゆかりのない方にはあまり馴染みないかもしれないが、「フェスティバルゲート」というのは大阪市にあった娯楽施設のこと。「あった」というのは、今では管理会社が倒産し、大阪市が200億円の赤字を補填するなどの延命措置がとられたがふるわず、結局ほとんどのテナントとアミューズメントは撤退(路面に面したサンクスだけが営業している)。大阪市は土地建物の売却を開始し、昨年パチンコで有名な㈱マルハンが14億2000万円で落札(ちなみに開業時の総工費は約500億円)、総事業費55億円で2013年6月に開業予定だそうである。

フェスティバルゲートのそばにはJR環状線・今宮駅があり、線路を挟んだ反対側には日本一の労働者街・釜ヶ崎の街が広がっている。フェスティバルゲートが開演してまもない僕が高校生だったころ、電車で今宮駅を通り過ぎると、一方には親子連れがフェスティバルゲートに集まり、もう一報には職安に労働者が集まるという矛盾した光景がいっぺんに飛び込んできて強烈な印象を残した。

↓釜ヶ崎側から。奥のジェットコースターのある建物がフェスゲ。


撮影当時はすでにフェスティバルゲートはほとんどの店舗が閉店し、かわりにいくつかの文化系のNPO法人が運営していた。閉鎖までの秒読み段階だった。(NPO法人の1つ「cocoroom」でも撮影させていただいた。「cocoroom」は場所を変え今でも運営中→ http://www.cocoroom.org/


映画の中のフェスティバルゲート








文:板倉善之